豊橋市が「てみりん」システム整備

2017/03/28 00:01(公開)
豊橋駅在来線改札口前に設置された電子案内板=駅東西自由連絡通路で
 豊橋市は、インターネットなどで誰もが自由に入手し、利用できるオープンデータ「てみりん」システムを整備し、27日、豊橋駅東西自由連絡通路で完成披露セレモニーを開いた。
 同システムは、市内の飲食店や観光地を探せるなどの豊橋駅デジタルサイネージ(電子案内板)システム「みてみりん」と、市内電車(市電)やコミュニティバスの位置情報などが分かる公共交通運行情報システム「のってみりん」の総称。東三河で使われている「~してみりん」の方言を採用した。
 セレモニーでは、豊橋駅在来線改札口前の通路に設置された電子案内板(75インチ)を佐原光一市長や観光、公共交通などの関係者が除幕。佐原市長は「オープンデータを活用し、便利にしたり、楽しい街にしたりするための第一弾。今後も改良を加えていく」と述べた。
 みてみりんは、公共や民間のオープンデータを利用。飲食店、コンビニなどを探せるほか、豊橋創造大学の学生によるモーニングサービスのある喫茶店情報、フェイスブックやツイッターのリアルタイム情報も見られる。通路にある電子案内板の画面にタッチして見ることができ、QRコードから情報をスマートフォンなどに取り込める。今後も情報を充実させていく。
 のってみりんは、交通事業者のオープンデータを活用し、画面のQRコードからスマホ、タブレットなど市電とコミュニティバスがどこを走っているか位置情報を得られる。新年度には時刻表を追加する。
 てみりんには、市などが持っているオープンデータを掲載した「オープンデータとよはしカタログサイト」も設けられた。
 市は、オープンデータを活用した地域の魅力発信のほか、アプリ開発など新規ビジネスの創出にもつなげる。
(中村晋也)
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