サッカーボールを蹴ってカップに入れる「フットゴルフ」で、新城市の藤原義晃さん(29)が国内ツアー2025で年間ランキングを1位で終え、初の年間王者に輝いた。22日、下江洋行市長に喜びを報告した。
2020年にフットゴルフを始め、21年から日本フットゴルフ協会主催のツアー大会に参戦。ランキングは2年前の2022年9月~23年12月シーズンは18位、24年シーズンは1~12月の期間に変わり、7位だった。
今季は上半期に快進撃を見せた。1~6月は10戦中6回優勝した。下半期の7戦では4戦が3位以上と安定した成績を残した。ランキングは大会順位によって得られるポイント数で決まる。最終戦を終えて2位選手に120点差となる604ポイントを獲得した。
ツアーの他に日本代表として国際大会にも出場しており、「試合経験を積んで集中すべき場面や、ショットに安定感が出てきたのが大きかった」と振り返った。
シーズンの好成績から日本代表に選ばれ、来年5月下旬にメキシコで開かれる「フットゴルフワールドカップ2026」に出場する。「世界一を目指したい。競技の普及を進めたい」と意気込んだ。
本職は市観光課職員だ。下江市長は「ハードな1年だったと思う。市職員が出場するという話題にもなる。モチベーションを高めて試合に臨んでほしい」と述べた。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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