空き家対策で協定結ぶ

2017/04/12 00:00(公開)
空き家対策の協定を結んだ山脇市長㊧と野澤会長=豊川市役所で
 豊川市は11日、公益社団法人・豊川市シルバー人材センター(野澤定一会長)と「空家等の適正な管理の推進に関する協定」を締結した。市役所で、山脇実市長と野澤会長が協定書に調印した。
 市内の空き家の管理について所有者から相談や情報提供を受けた市が、人材センターに紹介。センターは60歳以上の高齢者らでなる会員を派遣し、所有者の相談に応じながら、見回りや屋内での通風・通水、清掃、郵便物の回収、敷地内の除草、樹木の剪定(せんてい)・伐採、外観点検、状況報告などにあたる。
 山脇市長は「空き家は景観だけでなく、放火や不法投棄、不審者の侵入など、周辺環境に深刻な影響を与える。所有者の事情に寄り添った適切な管理に貢献してほしい」と期待した。
 所有者による空き家の適性な管理促進や関連情報の蓄積が可能となり、センターにとっても高齢者の就業機会が確保されるメリットがある。野澤会長も「これまでの経験を生かしながら、所有者の方にさまざまなサービスを提供し、空き家対策の一助となれば」と話した。
 市では、空き家関連の相談は昨年度から建設部建築課に窓口を一本化して対応している。問い合わせは同課(0533・89・2144)へ。(由本裕貴)
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