新城市長選に山本氏が出馬表明

2017/05/19 00:01(公開)
出馬を表明した山本氏=新城文化会館で
 任期満了(11月12日)に伴う新城市長選挙(10月22日告示、同29日投開票)に、NPO法人代表の山本拓哉氏(57)=同市豊栄=が18日、出馬を表明した。市長選には3度目の挑戦。「人口減少が進んでおり、このまま手をこまねいていると市行政の存続が危ぶまれる。人口増につなげる施策で市の発展につなげたい」と意気込みを語った。
 山本氏は建設コンサルタント会社を退職後、2009年11月と13年11月の市長選に立候補して落選。前回は911票差で現職の穂積亮次氏に敗れた。父は合併前の新城市長だった芳央氏。
 人口減少に歯止めをかけようと、子育て環境整備▽福祉の充実▽住環境整備▽転出者の減少-の四つを掲げる。中でも住環境整備では宅地造成や空き家対策、企業誘致を行っていく。また住民の流出を防止するため玄関前まで送迎するバスの運行、環境保全を徹底するための環境Gメン組織をつくることなども挙げた。
 また「人口の増減は市長の成績ととらえ、増減に連動した市長給与も実施していきたい」と述べた。
 前回は市役所新庁舎の規模などについて争点となったが、今回に向けては「人口減少の問題は市民の危機感をとらえた。政策の争いとしていきたい」と語った。
 市長選に向けて出馬を表明したのは山本氏が初めて。現職の穂積氏は出所進退を明らかにしていない。また、8年前に立候補した白井倫啓市議(59)=2期=が出馬への意向を示している。
(安藤聡)
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