豊橋で東三河外食産業展示会が開幕

2017/05/25 00:00(公開)
大勢の外食関係者らでにぎわう会場=ホテルシーパレスリゾートで
 食の祭典「第24回東三河外食産業展示会2017」(東愛知新聞社など後援)が24日、2日間の日程で豊橋市神野新田町のホテルシーパレスリゾート室内テニス場を会場に始まった。約130社がブースを出し、業務用食材、外食産業機器など食に関する多彩な商品を展示、紹介し、大勢の外食産業関係者らでにぎわった。
 東三河外食産業振興会(会長・中村誠孝中村青果社長)が主催。「食から元気な街づくり」をスローガンに、食の安全、より最適なサービスに向け、新しい情報、アイデアを提供している。
 食品、厨房機器、調理器具などのメーカーが出展。ブースには飲食物や酒、調味料などを用意し、担当者が来場者に試食や試飲を勧めたり、実演、サンプルを見せながら紹介したりした。プライベートブランドのドレッシング、イタリアから調達したパスタ、ここ数年注目されているかき氷などを紹介する業者もあり、来場者の興味を引いていた。
 同振興会の中村会長は「新メニュー開発などに役立つ展示会になればと思う。来場者には一般の人もいるので、出展者の皆さんにはニーズ、好みを把握する機会にもしてほしい」と話した。
 会場では、料理人が限られた予算で調理した「一皿料理コンテスト」も開催され、関係者が審査。今年は県日本調理技能士会主催の夏季現代日本料理技能展(初日のみ)もあり、来場者が作品をじっくり見ていた。東三河の喫茶文化「モーニングサービス」に関する展示も行われている。
 また、田原産キャベツを使ったコロッケ「キャベコロ」を開発、昨年度の優良ふるさと食品中央コンクールで最高の農林水産大臣賞受賞をたたえ、県飲食生活衛生同業組合田原支部に同振興会が感謝状を贈った。
 一皿料理コンテストの受賞者は次の皆さん。
 県知事賞=小田亜美(ホテル明山荘)▽豊橋市長賞=福井文彦(浜名湖レークサイドプラザ)▽豊川市長賞=梅田悠太(ホテルアソシア豊橋)▽蒲郡市長賞=栗生絵美(ホテル明山荘)▽豊橋商工会議所会頭賞=水野貴晴(ロワジールホテル豊橋藤さわ)▽豊橋観光コンベンション協会長賞=大岡克也(城北飯店)▽東愛知新聞社長賞=山田みどり(ホテル明山荘)▽東海日日新聞社長賞=伊藤あすか(浜名湖レークサイドプラザ)▽県飲食生活衛生同業組合豊橋支部長賞=為田隆(鮮菜酒房鶴)▽県調理師会長賞=鈴木朱理(日本料理みなと)▽県日本調理技能士会長賞=伊原光信(銀波荘)▽豊橋調理師会長賞=大久保晃介(ホテルアークリッシュ豊橋)▽豊橋調理製菓専門学校長賞=前田健登(ロワジールホテル豊橋)▽全日本司厨士協会豊橋支部長賞=菅沼光太郎(シーパレスリゾート)▽日本中国料理協会三河支部長賞=日置貴紀(城北飯店)▽中部日本料理研究会豊隆会長賞=日髙沙奈(銀波荘)▽東三河外食産業振興会長賞=白井悠聖(同)小林光喜(ロワジールホテル豊橋)藤本将男(シーパレスリゾート)
(中村晋也)
初日に開催された夏季現代日本料理技能展=同
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