豊川でおいでん祭が開幕

2017/05/28 00:01(公開)
青空の下、おいでん祭開幕を告げる総踊りを元気に踊る若者たち=豊川市野球場で
 豊川市の初夏の祭典「第29回豊川市民まつり『おいでん祭』」(豊川市民まつり協議会、おいでん祭実行委員会主催)が27日、市野球場などで開幕した。地元や全国のよさこいチームが集結し、気合いの踊りを披露。晴天にも恵まれ、市中心部が熱気で渦巻いた。会場周辺では関連イベント満載で、初日だけで約8万3000人が来場した。
 野球場での開場式。山脇実市長は「記憶に残る素晴らしい大会になることを期待したい。皆さん、一緒に楽しみましょう」と呼び掛け、実行委員長の豊川商工会議所・小野喜明会頭は「皆さんの気持ちが雲一つない天気を呼んでくれた」と最高のシチュエーションでの開幕を歓迎した。
 恒例の「総踊り」がオープニングを飾り、よさこいチームのメンバーらが地元豊川をテーマにした曲目「おいでん豊川」や「ここへ!!OIDEN」を踊った。「総演舞・夢煙火(ゆめはなび)」では、歌い手の演歌歌手・福島千晴さん=犬山市=がサプライズで登場。会場にとどろく生の美声を背に、若者らは元気いっぱいに踊った。
 昨年、今年と地元「コンコン豊川」の歌い手を担う福島さんは、初めて出演したおいでん祭に「みんな楽しそうに、張り切って踊ってくれた」と感激。名古屋学生チーム「鯱」(しゃち)の手嶋奈津美さん(21)は「福島さんの生歌で踊れて光栄。お年寄りもお子さんも一緒に手をたたいて盛り上げてくれた」と笑顔で振り返った。
 初日は「よさこいinおいでん祭」が開かれ、野球場や歩行者天国となったケヤキ並木などで踊り、観衆を魅了。きょう28日は、10団体が演舞を競う「市民“おどら舞”コンテスト」や「おいでんダンスフェスティバル」が開かれる。
「総演舞・夢煙火」を歌う福島さん=同
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