豊橋・プラットで小川さんの演劇ワークショップ

2017/05/29 00:00(公開)
小川さん(右から2人目)からせりふの言い方について学ぶ参加者=プラットで
 新国立劇場の演劇部門の芸術監督に歴代最年少で就任することが決まっている演出家の小川絵梨子さん(38)=東京都=によるワークショップが27日、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットであった。豊橋や豊川、静岡各市などから22人が参加し、せりふの言い方や体を使った表現方法などを学んだ。
 小川さんが演出する演劇「マリアの首-幻に長崎を想う曲」が6月10日にプラットで行われるのを前に、豊橋文化振興財団が主催した。
 この日は17~63才の男女が参加。3つのグループに分かれ、まずジェスチャーゲームで体を使った表現力を養った。
 続いて、本作の冒頭シーンのせりふを何度も読み合わせ。小川さんは「広い舞台で言葉や思いを伝えるため、大きな声を出すだけでなく、相手にエネルギーを投げるイメージでせりふを言ってみて」などとアドバイスした。
 参加者は、隣の人といすの間隔を広げて座り、アイコンタクトをしながら他者へエネルギーを投げるイメージで発声した。
 「マリアの首-幻に長崎を想う曲」は、新国立劇場が企画し、気鋭の30代の演出家3人が手掛ける「かさなる視点-日本戯曲の力」の第3弾。
 終戦後の長崎を舞台に3人の女性の生きざまを軸に神との対話と平和への祈りを描いた作品で、鈴木杏、伊勢佳世、峯村リエらが出演する。 
 プラットで10日にある公演は午後1時開演。チケットはS席6000円、A席4500円、B席は一般3000円で24歳以下が1500円、高校生以下1000円。当日券は午前10時からプラットで販売する。
 問い合わせは、プラットチケットセンター(0532・39・3090)へ。
(飯塚雪)
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