激しい風雨 トウモロコシに影響

2017/06/22 00:01(公開)
倒伏が確認されたトウモロコシ=田原市内で
 21日未明から続いた激しい風と雨は、田原市内で収穫と出荷が本格期を迎えているトウモロコシに影響を及ぼした。各地に広がる畑では茎が大きく斜めになったり、地面に横たわるように倒れ掛かったりするトウモロコシが多く見られた。
 市内のトウモロコシの最盛期は6月中盤から7月前半まで。小中山町の農家・小川勝義さん(49)さんの畑でも、大きく倒れ掛かったトウモロコシが確認された。
 小川さんによると、倒伏によって、まだ若くこれから交配時期を迎えるものに関しては交配時期の関係で生育に響くことが考えられるという。根が傷むことで、水分が行き渡らなくなる可能性もあることなどから、できるだけ早く収穫をする必要性もあると話した。
 県田原農業改良普及科課は、実が成長しているのは大きな心配はないとしながらも「倒伏によってうまく交配ができない可能性が考えられる」と出穂期の交配不稔を指摘。実入りや粒のそろい方など、等級への影響も懸念した。
 市農政課などの調べによると、倒伏による影響で品質低下などが考えられるのは市内で15㌶程度が見込まれるという。
(千葉敬也)
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