ええじゃないか150年の記念日に「お札まき」

2017/07/15 00:00（公開）

社会キャリア・教育

ええじゃないか150年で、伊勢のお札が降ったとされる14日に行われた「お札まき」=ここにこで

　豊橋はええじゃないか！－。江戸時代末期の１８６７（慶応３）年に豊橋市で起こったとされる民衆運動「ええじゃないか」から今年で１５０年の節目に合わせ、豊橋商工会議所青年部や市役所職員の有志が14日、行脚隊を結成し、同市こども未来館ここにこで「お札まき」を実施した。
　この日は「ええじゃないか」の発端となった「伊勢のお札が降った」とされる７月14日。“１５０年の記念日”に合わせ、“ええじゃないか魂”の伝播を目指す官民でなる「ええじゃないか魂創出協議会」（会長・佐藤元英豊橋商工会議所副会頭）の主催で行われた。
　白塗り姿の行脚隊は会議所を出発し、沿道を練り歩いてここにこへ。「子どもたちの未来にええじゃないか！」の願いを込め、近くにある「くるみ保育園」の年長児29人や親子らに、時代を変える力強さ「ええじゃないか魂」が宿るお札約３００枚をまいた。
　青年部のメンバーは「豊橋をはじめ、全国、世界中にええじゃないかを伝播させ、世界の共通語にしたい」と張り切る。今後、「ＮＨＫ朝ドラ」誘致にタッグを組む福島市のまつりや、炎の祭典、豊橋まつりなどでも活動する。
　ええじゃないか魂創出協議会は今年、「ええじゃないか宣言」を検討している。
（中村晋也）

購読残数： / 本

この記事は登録会員限定です

この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。

有料会員に申し込む

合わせて読む