田原の有志が郷土の芸術家たち紹介

2017/12/17 00:00(公開)
「渥美半島の風」の通巻第3号を手にする編集者ら=田原市内で
魅力を発信する地域文化誌「渥美半島の風」第3号

 田原市出身者有志による「渥美半島の風社中」(小川雅魚編集長)は、半島の魅力を発信する地域文化誌「渥美半島の風」(B5判)の通巻第3号を発行した。前号から約半期ぶり。1000円(税込)で、同市内の書店やインターネットで販売している。
 特集では「海をみつめ、風をきく―半島の芸術家たち」をテーマに、国内外で活躍する郷土ゆかりの芸術家、音楽家の4人を取り上げ、活動などを紹介。「抱きしめるオモイ」「画家でもなく、芸術家でもなく、オレはコータロー」「二人の彫刻家―石川理と白水ロコ」「耳を澄ます、身体を啓く―加藤訓子を追いかける」の4本構成。半島人物伝と半島凱風は合わせて3本とした。
 同社中の編集者らは「地域に根ざしながら、国内外を舞台に活躍している郷土出身の芸術家や音楽家が多いことが分かった」と仕上がりを振り返る。
 東三河の全国発信を目指すため、文章や内容構成などの質を高い水準で維持しようと努めている同誌。首都圏での売れ行きも好調というが、「地元(東三河)の人たちにも読んでもらいたい」と呼び掛けている。次号のテーマは「空」を計画しているという。
(千葉敬也)
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