神戸市で29日開幕する中学生のラグビー全国大会「第23回全国ジュニア・ラグビーフットボール大会」（日本ラグビーフットボール協会主催）に、愛知県スクール代表チームが出場する。豊橋ラグビースクールからも豊橋市立中学校に通う３年生３人が代表の一員に選ばれ、大会に向けて意気込んでいる。
　３人は、二川中のグルング・カルロスさんと南陽中の兵藤壮一郎さん、章南中の島脩人さん。
　大会は、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場を会場に３日間の日程で行われる。愛知は全国の強豪８チームが頂点を目指す第１ブロックに初めて出場し、29日、大阪府中学校代表チームに挑む。
　全国を関東、関西、九州の三つに分けた夏の大会では、愛知は関西大会で５位。その後の全国大会予選東海大会（４県）でも優勝し、全国第１ブロックに出場できることになった。
　カルロスさんは「いよいよ中学校最後の大会。初めての全国大会でとても楽しみです。１ブロックは、簡単に勝てる試合ではないのでチャレンジャーとして最後まで諦めずに頑張ります」と張り切る。
　兵藤さんは「全国大会に出場できるのは大変貴重なので仲間と１勝でも多く勝てるよう頑張りたいです」、島さんは「全国大会では、今まで練習してきたことをしっかりとやり、自分の持ち味であるスピードを生かしてチームに貢献したいです」と闘志を燃やしている。
（中村晋也）