かんぽ生命がラジオ体操の普及に貢献した団体個人をたたえる「ラジオ体操優良団体等表彰」に、蒲郡市堀込町の田中理一さん（87）と同市大塚町飛田郁乃さん（64）、飛田長三郎さん（83）が個人の府県等表彰を受賞した。

　３人は健康促進を目的に始めた。毎朝、小学校や公民館で開かれるラジオ体操の集まりに参加している。長年にわたり参加してきたこと、地域の人が集まるような取り組みをしたことが認められた。

　22日、蒲郡市役所で表彰式が開かれた。かんぽ生命職員が３人に表彰状を手渡した。田中さんは「体操をしないと一日が始まらない。体が動く限り参加していきたい」。郁乃さんは「今の自分の体調が分かって、健康維持に役立ています。若い人も参加できるよう頑張ります」と話した。長三郎さんは「最高の健康法と思っています。これからも模範となるように努めます」と述べた。

　表彰は１９５６年から続く。今年の府県等表彰は全国１０３人が受賞した。