蒲郡市の「西浦地区学校運営協議会」は23日、これからの地域と学校教育について考えるワークショップを西浦町の西浦公民館で開いた。協議会メンバーの住民や教職員に加え、地域の児童生徒も一緒に参加し、計60人が意見を出し合った。
市は、住民が学校運営に参加できる「コミュニティスクール」を導入し、地域一体となった特色のある学校づくりを進めている。西浦地区は2021年に協議会を設置し、「西浦に誇りをもち 世界に視野を広げ 思いやりのあるたくましい子」を目標に、住民と学校が一緒になって子どもの教育について考えてきた。
今回は大人だけの話し合いで今後のことを決めるのではなく、将来を担う子どもの意見を取り入れることを目的に企画した。2026年4月の開校を目指す「西浦学園」の特色ある教育の一つとなっている「地域学習の充実」にも生かしていく。
この日、参加者は6グループに分かれ「西浦に誇りをもった子の育成を目指した教育活動について」をテーマに話し合った。その後、各グループの代表者が地域でできる活動や授業の中で取り入れたい活動などを発表した。
西浦中学校2年の吉見志道さんは「いろんな年齢の人が西浦について深く考えていたことが分かりました。これからは、西浦のまちに対する意見を持って過ごしていきたい」と話した。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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