元岩西小の体罰教諭に判決

2018/06/29 00:00(公開)
 昨年10月、豊橋市立岩西小学校で女児の頭を黒板に打ち付けるなど複数の児童に体罰を加えたとして、暴力行為等処罰法違反の罪に問われていた元教諭深谷勝義被告(43)に対し、名古屋地裁豊橋支部(明日利佳裁判官)は28日、懲役1年、執行猶予3年(求刑・懲役1年)の有罪判決を言い渡した。
 明日(ぬくい)裁判官は「自身の指導に理解しない児童らに立腹し、怒りの感情に任せて、額を黒板に打ち付けたる、頭部を定規でたたいたりする暴行を加えたという身勝手で理不尽な犯行。被害児童に与えた肉体的、精神的苦痛は大きい」と指摘し、「事実を認め反省し、すでに教育現場を退いたこと」など「再犯に及ぶおそれは高いとまでは言えない」と量刑理由を述べた。
 判決文などによると、深谷被告は昨年10月4日、同校で担任を受け持つ2年生のクラスで、当時7歳の女児の髪をつかみ教室内の黒板に数回打ち付け、同月27日には同教室で当時7歳の男児の頭を定規で1回殴ったとしている。また、臨時講師として勤務していた時から、常習的に同様の行為を繰り返していたとされる。深谷被告は今年2月に停職処分を受け、依願退職した。
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