高校野球東愛知大会 豊橋工業-岡崎城西

2018/07/02 00:00(公開)
ピンチでも動じない投球を見せた豊橋工業・古川=豊橋市民球場で
 豊橋工業がエース古川照真投手(3年)の完封で、岡崎城西との息詰まる接戦を制した。最速135㌔の速球に緩急をつけた投球で3安打に抑え、5度の得点圏に走者を背負うピンチも冷静に対処し、スコアボードにゼロを並べた。
 打線が岡崎城西・中井にわずか1安打に抑えられ、リードは4回に荒木洋亮二塁手(3年)がスクイズで挙げた1点のみ。「相手は球が速くて点が取れないことは分かっていた。ピンチも仲間と声を掛け合ってしのげた」と振り返った。
 同じ会場の前の試合で、2年時まで指導を受けた林監督が率いる豊橋西が劇的勝利。刈谷工業に赴任した長谷綾也さんもスタンドに見に来ていた。「恩返しの姿を見せようという気持ちで投げた」と2人の恩人の前で力投し、岡本篤史監督(43)に夏初白星を贈った。
 まっすぐの道を進み、周囲を照らしてほしい願いで「照真」と名付けられた。強敵を相手にも、古川がその右腕で勝利の光を呼び込んだ。
(由本裕貴)

岡崎城西
000000000|0
00010000X|1
豊橋工業
(岡)中井-竹内
(工)古川-守田
 
 豊橋工業は4回、森下が死球で出塁し、盗塁や四球でチャンスを広げ、1死二、三塁から荒木がスクイズを成功させて先制。7回には松井がチーム初安打となる右前打を放った。古川は走者を背負いながらも粘り、8回1死満塁のピンチも一塁ライナー併殺でしのぎ、逃げ切った。
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