高校野球東愛知大会 新城東作手-碧南工業

2018/07/08 00:04(公開)
試合後、相手選手と握手で健闘をたたえる新城東作手の山本㊨と竹生㊥=豊田球場で
 崖っぷちからはい上がってきた2人の戦いが終わった。新城東作手は1-6で碧南工業に敗れ初戦敗退。それでもエース竹生裕貴投手(3年)は10安打自責2で完投。主将で4番の山本流聖外野手(3年)は先制適時打を含む1安打2四球と意地を見せた。
 1年時の夏、当時3年生が引退すると部員は竹生と山本の2人だけになった。平日はひたすら素振りやトスバッティング。秋と翌春は三谷水産に合同チームとして受け入れられ、週末は共に豊川市の自宅から蒲郡市の三谷水産へ練習に通った。「野球を辞めようと思ったことはなかった。野球が自分を成長させてくれた」と山本。後輩も入部し、今大会は12人で出場した。春の練習試合で20 点差以上で敗れた碧南工業と、この日は9回まで戦えた。
 竹生も「負けたけど、山本と一緒に少しずつうまくなって、チームで試合ができるまでになった」と成長を実感した。2人は夏の勝利を挙げることはできなかったが、竹生は「後輩たちが勝ってくれると思う」と託した。
(由本裕貴)

 1回戦
新城東作手
100000000|1
02002200X|6
碧南工業
(作)竹生-清水
(碧)深津、横井、山下-石井
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

蒲郡信用金庫 藤城建設 さわらび会 住まいLOVE不動産 光生会 虹の森 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国