緊急消防援助隊豊川隊員が市長へ活動報告

2018/07/20 00:00(公開)
山脇市長に活動終了を報告する消防隊員ら=豊川市役所で
 西日本豪雨の復興支援のため、緊急消防援助隊愛知県大隊の後方支援で岡山県倉敷市に派遣されていた東三河ブロック後方支援小隊の豊川市消防職員11人が19日、市役所で山脇実市長に活動終了を報告した。
 豊川市からは救急小隊を含む1次隊として藤井秀樹さん、植田芳則さん、小林由易さん、神谷健司さん、鈴木啓祐さん、中尾賢二さん、高規格救急車、災害用資機材搬送(ウニモグ)が参加。2次隊として外山隆明さん、森広成さん、中林紀太さん、3次隊として後藤健介さん、鈴木浩介さんが現地に派遣され、6日から1週間にわたって活動した。
 6日午後11時に出発し、7日午後2時に到着した救急小隊の藤井さんらは、夜間に倉敷市真備町の水没した地区でボートで救出された人たちのトリアージを行い、病院へ搬送する任務にあたった。請け負った住民はけがもなく病院に搬送する必要はなかったが、藤井さんは「元気に助かっても、これからの復興が本当に大変だと思った。豊川市でも地震も含めていつ起こるか分からない。他市からの受援体制をしっかり整える必要がある」と話した。
 また、後方支援小隊は基本的に宿営地の設置などで県大隊の活動をサポートしたが、3次隊の後藤さんと鈴木さん、悪路を走行できるウニモグは急きょ真備町での行方不明者の捜索にも参加した。山脇市長も「多くの人の支援に活躍してくれた。ウニモグも活躍されたということで、活動の役に立ったのでは」と話した。
(由本裕貴)
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