演劇「風を見たかい」出演者と交流

2018/08/09 00:00(公開)
本番と同じ風をモチーフにしたセットで芝居の稽古に励む出演者ら=一宮生涯学習会館で
 豊川市など主催で、19日(日)に御津文化会館ハートフルホールで公演される演劇「風を見たかい」の稽古が市内で行われている。7、8両日は一宮生涯学習会館で、交流のある豊川おやこ文化の会のメンバーらが見学に訪れ、出演者とのワークショップも体験した。
 「風を見たかい」は宮沢賢治の「風の又三郎」が原作で、刈馬カオスさんが脚本・演出を手掛けた。主人公の少年ナオトと、赤髪の転校生サブリナとの交流などから、夏休みが明けた子どもたちの風をテーマにした友情などを描く。
 出演者は名古屋市の劇団「うりんこ」の俳優らを中心に務め、今回は特別にうりんこの演劇鑑賞で交流のある豊川おやこ文化の会の小学生から大人まで28人が稽古を見学。出演者らが普段実践している、相手の名前を呼びながら立ち位置を移動するなどの脳の活性化を図るワークショップも体験した。
 文化の会所属で、小坂井高校の演劇部に在籍している米山茄穂さん(1年)は「実績のある高校の演劇を見たことがあるけど、やっぱりプロは違う。役者や裏方さんとの連携も部活動に生かしたい」と話した。
 主演のサブリナを演じる演劇組織「KIMYO」の元山未奈美さん(32)は「子どもたちには自分の生活と照らし合わせて、新しい発見につなげてほしい。楽しい時間を体感してほしい」と来場を呼び掛ける。
 当日午後2時開演。前売り券は一般2000円、高校生以下1000円。問い合わせは文化会館(0533・84・8411)へ。
(由本裕貴)
おやこ文化の会のメンバーと交流する元山さん㊥=同
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