豊橋で短編映画撮影の平田さんねぎらう佐原市長

2018/08/16 00:00(公開)
佐原市長からシャインマスカットを受け取る平田さん(左)=豊橋市内で
 豊橋出身のベテラン俳優・平田満さん(64)が出演する短編映画の撮影が、豊橋市内で行われている。15日には、佐原光一市長がロケ現場に高校時代の同級生でもある平田さんを陣中見舞いした。
 映画は、父と子、兄弟に焦点を当て「遺言」をテーマにした作品。来年の「ええじゃないか とよはし映画祭」のために製作し、同映画祭に関わっている豊橋出身の森谷雄さん(52)がプロデュース、オール豊橋ロケで撮影を進めている。
 16日まで4日間の日程で行われており、撮影現場を訪れた佐原市長は、平田さんに豊橋産のシャインマスカットを差し入れした。
 豊橋ふるさと大使で、穂の国とよはし芸術劇場プラットの芸術文化アドバイザー(現・アソシエイト・アーティスト)も務めていた平田さん。豊橋でのロケは初めてと言い「知っている場所でやるのは恥ずかしやら、うれしいやら」と複雑な心境を明かし、作品について「家族の話でシニカル。豊橋の人はもちろん、あらゆる人に見てもらいたい」と話した。
 撮影にはほの国東三河ロケ応援団が協力し、延べ約100人のエキストラも出演。平田さんは「とても親切でロケ先も気持ち良く受け入れてくれる。うれしいし、ありがたいですね」と笑顔を見せた。
 佐原市長は「舞台、映画の両方で頑張っている平田さん。すごく頼もしく思っています。順調にクランクアップしていい映画に」と期待を寄せた。
 森谷さんは「豊橋は受け入れ体制が魅力です」と話した。
(中村晋也)
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