道の駅「とよはし」整備事業着々

2018/08/25 00:00(公開)
 豊橋市東七根町で進められている市内初となる道の駅「とよはし(仮称)」の整備事業で、同市は24日、核となる「地域振興施設」の運営主体として検討していた第3セクターを敷地内で営業している農産物直売所「JAあぐりパーク食彩村」(食彩村社)との共同出資で設立し、指定管理者に指定する方針を示した。市議会環境経済委員会で説明した。
 食彩村は、年間50万人近くが訪れる農産物直売所。地域振興施設の合理的、効果的な運営には、地域農業の実情に精通し農産物の調達や販売に優れた能力を持つ食彩村社の参画が欠かせないとし、豊橋市は、同社と第3セクターを設立する。
 資本金は、大きな初期投資を要さないため、おおむね3000万円程度で、出資比率は「道の駅」という公の施設の運営にあたることから市が50%超の株式を持つことを基本に食彩村社と詰める。
 主な業務として、飲食・物販のテナント運営を通し、地元農産物を使ったメニューを提供。道の駅の目玉となる新メニューや新商品の開発なども手掛ける。地元の特産品などを販売する直売所も運営するほか、道の駅を起点にした農業や表浜海岸などに関する体験プログラムを実施していく。
 第3セクターは10月の設立を予定し、その後、指定管理者候補の選定を目指す。
 一方、募集していた地域振興施設内に設けるレストランなどの出店候補者も選定された。
 出店候補者は次の通り(いずれも所在地は豊橋市内)。
 レストラン CoCoエンターテイメント▽ベーカリー キャナリィ・ロウ▽スイーツ・ドリンク店 ジェラートサンタ▽うどん店 アイメディカルシステム(和食麺処つるあん)▽総菜店 ヤマサちくわ▽特産品販売 スマイルーリンク
(中村晋也)
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