「育児に最適な住宅街」豊川市の一宮大木土地区画整理事業

2018/08/28 00:01(公開)
遊具などが整備された大木1号公園=豊川市大木町で
 豊川市の東部、一宮地区で東三河都市計画「一宮大木土地区画整理事業」が進んでいる。約31㌶の地区内では道路や公園などの整備が3月までに完了。2020年度には大木と一宮西部保育園を統合した新たな保育園が開園する。育児に最適な住宅街として、人口増加につながっている。
 JR三河一宮駅と帯川の西側にある大木町新町通、荒屋、一宮町下新切の一部を対象とする事業区域は、県道三蔵子一宮線が縦断し、東名・豊川インターチェンジも近い閑静な住宅街だ。八幡町の西部土地区画整理事業区域と同様に世帯数が増えている理由に、子育てがしやすい環境にある。
 北側には一宮西部小学校があり、徒歩で約10分の距離。建物の老朽化が進んでいる大木保育園は、園児受け入れの需要が高まっていることから北西約1・5㌔にある一宮西部保育園との統合が決まり、来年度から現在の大木保育園隣の敷地に新園舎を建設。2020年度の開園を目指す。
 区内には公園や墓地といった緑地が11カ所あり、南側にある大木1号公園は市民の意見も踏まえて遊具や芝などが整備され、大木保育園近くにも大木4号保育園が完成。近隣住民との憩いの場として親しまれる。
 現在期間中の市議会には同事業にかかわる町・字の区域の設定・変更議案が上程され、大木町新町通に1~5丁目が新たに設けられる見通し。市外から転入すると固定資産税相当額最大3年間分や中学生以下の子どもへの奨励金が受けられる「豊川市まちなか居住補助金」の対象地区(都市機能誘導区域)にもなっており、山脇実市長の掲げる「子育てするなら豊川市」を形で表したエリアと言える。
(由本裕貴)
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