蒲郡市竹谷町大久古で8月27日夜に発生し、民家にいた5人のうち3人が亡くなった土砂崩れ災害で、県は4日、原因を解明するために専門家と一緒に現地調査した。専門家は「表層崩壊」が起きたと指摘した。
現場は市西部の山あいの場所で、民家の裏山の斜面が30㍍崩れた。国土交通省中部地方整備局が同29日に調査結果を発表した際は、崩壊面積1000平方㍍、土砂量は1000立方㍍だった。また、この場所は土砂災害警戒区域には指定されていない。
この日、名古屋大学減災連携研究センター所属で砂防学専門の田中隆文客員教授をはじめ、県砂防課や東三河建設事務所、市職員など計31人が現地入り。崩れた場所を中心に調査を進めた。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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