豊橋の小中学校のエアコン 来年度中の設置完了目指す

2018/09/11 00:00(公開)
 豊橋市は10日、熱中症対策として市内74の小・中学校普通教室などに導入するエアコンについて、来年度中の設置完了を目指して検討していることを明らかにした。定例会見で佐原光一市長らが示した。
 設置を計画しているのは、市内74小中学校の普通教室1196室と、理科室、音楽室、図書室など授業で使う特別教室の約半数500室前後。普通教室は1室2台を予定している。
 市は、導入に向けた関連議案を開会中の市議会9月定例会に追加提案する方針。
 エアコン導入に伴い、学習環境が向上することから、今後、夏休み中の活動や休みの期間などについても議論していく。佐原市長は「地域の人が先生になる活動などを各学校単位で検討してもらい、市としても一定の方向性を出したい」としている。
 佐原市長は、8月の定例会見で、エアコンを設置する方向で検討していく考えを表明していた。
(中村晋也)
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