豊橋駅の産業プロモーションブース 市が展示物を入れ替え

2018/10/10 00:00(公開)
お披露目されたクローラーとコンパクトコイル㊤、ポロGTI=豊橋駅東西自由連絡通路で
 豊橋駅東西自由連絡通路の新幹線改札口前に豊橋市が設置している産業プロモーションブースの展示物が入れ替えられ、9日、披露された。
 三河港の「自動車輸出入港」を紹介するため、フォルクスワーゲングループジャパン(豊橋市)のゴルフ(電気自動車)から同社のスポーツモデル「Polo(ポロ)GTI」に。真っ赤なカラーと洗練されたスタイルが、乗降客らの目を引く。
 もう一つのものづくり技術を紹介するブースは、豊橋技術科学大学から鋼材、ホイールなどを製造しているトピー工業(東京都)の製品になった。豊橋で製造している建築用の鉄筋「コンパクトコイル」と、独自の履帯システムの技術を用いて開発し、前後左右に動くクローラーを展示。
 コンパクトコイルは、一般的に棒状の鉄筋をらせん状に巻いた国内初の製品。加工機械が必要だが、必要な長さで切断でき、運搬や保管にも場所を取らないなどの利点があり、人手不足に対応、生産性向上につながるという。
 この日はセレモニーが現地であり、佐原光一市長や神野吾郎豊橋商工会議所会頭らが、ブースの幕を引き落とした。
 産業プロモーションブースは2013(平成25)4月、新幹線を下車し、豊橋、東三河などを訪れる人が最初に目する玄関口に設けられ、三河港と輸入自動車のまち、盛んなものづくりの技術をPR。毎年度、展示物の入れ替えをしている。
(中村晋也)
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