新城市出身のアニメーション作家ヤカタ・カナタさん(28)=本名・田中孝弥さん=が13日、新城市役所に下江洋行市長を訪ね、自身が監督・制作した「Bucketman」が世界最大級の「アヌシー国際アニメーション映画祭」の短編部門でパースペクティブ作品に選出されたことを報告した。
「Bucketman」は、バケツをかぶって暮らすことが義務とされている街を舞台とした作品。主人公の男のバケツが取れてしまい、妙な主張をする老人を目にする物語が展開される。7分20秒。
新城市八名小、八名中、県立宝陵高校、名古屋市のCG専門学校を卒業した。東京都内の映像制作会社に勤務する傍ら個人作品の制作を行ってきた。会社の業務を終えた夕方からキャラクターの動作や背景画の描写などの手描き作業を進めた。「当初は国内向けに評価が得られればと思っていたけれど、国際舞台で独自の視点や新しい表現方法として作品が注目されてうれしい」と述べた。
下江市長は「これからも作品づくりに励んでほしい。応援しています」と激励した。
映画祭は6月21~27日にフランスのアヌシーで開かれる。会場で作品紹介されるという。同じ短編部門のパースペクティブ作品には映画監督の宮嶋龍太郎さんも選ばれている。ヤカタさんは「名だたる人と一緒に選出されてうれしい。働きながら制作技術を学んで次の作品づくりを進めたい」と話した。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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