にぎわう「田原市民まつり」

2018/10/29 00:00(公開)
軽快なステップでダンスを披露する参加者=田原文化会館で
 「田原市民まつり」(同まつり推進協議会主催)が28日、田原文化会館周辺で開かれた。商工会まつりも同時開催され、会場は飲食物のテントが並んだほか、多彩な催しが行われ、秋晴れの下、大勢の家族連れらが繰り出した。
 市民まつりは、田原市が誕生した2003(平成15)年から、市民の融和を図る場として続き、今年で16回目。今年も、出展者が自ら企画し「市民がつくる市民のためのまつり」として実施された。好天に恵まれ、午前中から屋内外の催しに家族連れらがどっと訪れた。
 保育園や子ども園の園児らの踊りや、ヒップホップなどのダンスは、息の合った子どもらの姿に父母ら多くの見物客が拍手を送った。
 同市の年長児・渡辺まいちゃん(5)は「緊張したけれど、楽しく踊れました」と話した。
 はなのき広場の屋外ステージでは、食べ比べ「うまい丼コンテスト」があり、みそかつ丼、シラス丼、大アサリ丼など、市内にある店舗の丼10種類を会場で募った男女10人が食べて採点。「ガツンとくる味です」「とろとろでおいしい」など感想を言いながら味わった。
 田原市芦ヶ池農業公園「サンテパルクたはら」で11月10、11両日に開催される「全国丼サミット」もPR。関係者が「福島や新潟、鹿児島、地元・愛知などの丼が集まります。ぜひ食べに来てください」と呼び掛けた。
 また、市が「田原市PRサポーター」の認定書交付式を会場で開いた。自身の活動を通じて同市のPRを積極的に行っている人や、田原の認知度向上に貢献している人らをサポーターに認定する。
 今回が初めてで、昨年から「伊良湖水道」を歌っている仙台市出身の歌手・野村美菜さん、田原市出身で郷土愛にあふれる4人組バンド「ラストロット」、貝づくし渥美広報大使のタレント・小田真奈美さんの3組を認定した。
 この日は野村さんとラストロットが来場し、山下政良市長から認定書を受け取った。野村さんは「各地で歌いPRし、田原市に行ってみたいと思われるよう頑張ります」、ラストロットのメンバーは「熱い気持ちで渥美半島に風を巻き起こしたい。一緒に頑張りましょう」と話した。
(中村晋也)
田原市PRサポーターの認定書を手にする野村さん㊧=同
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