新城市若者議会 来年度の取り組み提案

2018/11/04 00:00(公開)
 新城市若者議会の第4期委員が2日夜、来年度に取り組む6事業と723万3000円の予算案をまとめた答申書を穂積亮次市長に手渡した。若者議会活動を周知させるため漫画を作成したり、若者たちの文化的な発表の場をつくるなど取り組みを提案した。市は来年度当初予算案として市議会3月定例会に提案する。
 同市は若者が活躍できるまちを目指そうと2015(平成27)4月1日に「新城市若者条例・同市若者議会条例」を施行。15歳から29歳までの人に委員を委嘱。毎年委員を替えて若者のための政策提言を行っている。
 第4期委員は高校生、大学生ら20人が委嘱され、「広報PR」「教育ブランディング」など4グループに分かれて活動を展開してきた。
 事業では若者議会をわかりやすく伝えるため、漫画を作成して活動内容を発信したり、委員の応募者を増やすのに83万9000円、市の魅力や情報を若者向けに発信するためアンバサダー制度やSNSイベントの実施で40万円を盛り込んだ。
 教育ブランディング(65万8000円)は若者と教員が共に教育を行う関係の構築、また「夢が叶うフェス」(200万円)は昨年度実施されなくなったヤングステージコレクションの復活、改良して文化発表の場を再創出する。
 ほかの事業(予算額)はバス利用促進の「NO BUS NO LIFE」(217万5000円)▽地域と関わる若者防災事業(116万1000円)とした。
 答申書を受けた穂積市長は「来年の市議会3月定例会で審議されるため、見守ってほしい。皆さんの思いを次の第5期につなげてほしい」とあいさつした。
(安藤聡)
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