東京の「エロティック東三河」参加団体結束

2018/11/08 00:00(公開)
マルシェ出店者にイベントについて説明する運営メンバー=ユメックスビルで
 東京都港区の六本木ヒルズアリーナで24日に行われる「農業王国・東三河」の農畜産物など、自慢の食材や加工品、伝統文化などを伝えるイベント「エロティック東三河」を前に、6日夜、農産物が並ぶマルシェの参加団体が豊橋市内に集合。運営側のメンバーは「六本木ヒルズアリーナのイベントの中で過去最多の来場者を目指しましょう」と力を込めて呼び掛けた。
 エロティック東三河は、地元の農畜産従事者らが企画した豊川用水通水50周年を記念した催し。
 当日は、豊かな農産物が並ぶマルシェのほか、奥三河伝統の「花祭」(国指定重要無形民俗文化財)や設楽町田峯の念仏踊りなど文化を紹介するステージイベントも開き、東三河の「美」「魅力」を紹介する。
 マルシェには、20団体が参加。東三河の野菜や花、日本酒の販売のほか、日本一になった振草川の鮎の塩焼きや、三河産豚の丸焼き、蒲郡市のご当地うどん「ガマゴリうどん」などのグルメも楽しめる。「あいち鴨」「源氏和牛」「豊橋うなぎ」など東三河産を使う都内のレストランもブースを連ねる。
 豊橋名産のヤマサちくわが出す「穂の国八丁味噌おでん」は、直営の居酒屋「広小路でんでん」のおでんがベースのメニューで、東京では初出品。また、ベジタリアン&オーガニックカフェ「ベジカフェロータス」はイベント限定で、東三河のハクサイやキャベツなど野菜だけで作った餡(あん)を包んだベジ肉まんを出す。「野菜のおいしさを商品として提供したい」と安竹許由代表取締役(46)。
 田峯特産物販売組合は、朝の連続ドラマで一躍人気が出た郷土食「五平餅」を振る舞う。竹下工組合長(67)は「東三河各地にある五平餅という独特の食べ物を味わってもらい、この地に足を運んでもらうきっかけにしたい」と意気込む。
 6日夜、同市広小路1のユメックスビルに集まった12団体は、当日のスケジュールを確認したほか、出店者同士で交流を図り、大規模イベント成功へ向け、結束を固めた。
(飯塚雪)
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