豊橋青年会議所（神谷東樹理事長）は２日、豊橋市藤沢町のロワジールホテル豊橋で総会を開き、２０１９年度（19年１月から１年間）の役員と事業計画などを承認した。68代理事長は、村井裕一郎氏（39）＝ビオック代表取締役＝が務める。
　19年度のスローガンは「古くして、新しき」。村井氏は「平成から新しい時代の幕開けとなる節目で、培われた伝統を大切にしながら新しい青年会議所活動、まちづくりを起こしたい」と説明する。
　活動では、来年６月28日～30日に全国城下町シンポジウム（全国城下町青年会議所連絡協議会主催）を豊橋市内で開催。関係団体と連携しながら実施する。市内には吉田城があり、村井氏は「魅力を伝え、観光としてのポテンシャルが高いことを市民にも認識してもらたい」と意欲を見せる。
　まちづくり、東三河の広域的な取り組みも従来通り実施するほか、「外から豊橋はどう見られているのか、外からの評価を戦略的に分析し、発信していきたい」とも話す。
　組織に対する取り組みでは、会員の多様性の確保を挙げ「新しい人が入りやすい組織づくりにも着手したい」と述べた。
　理事長のほか、19年度の主要役員は次の皆さん。
　監事＝林啓介（フレイズ代表取締役）西島豊（西島代表取締役）山口尚志（大東自機工業）▽副理事長＝柴山慶臣（ＭＩＴＡＫＡ代表）内藤貴教（サンアグリフーズ代表取締役社長）▽副理事長兼運営理事＝笠原元樹（大樹代表取締役）▽本部長＝古越純（アイリスパートナーズ代表取締役）▽専務理事＝山内理善（ヤマウチ建材取締役）
（中村晋也）