親子から高齢者まで楽しく身につく防災

2018/12/17 00:00(公開)
水消火器を使ったゲームを体験する子どもたち=豊川市総合体育館前で
豊川で防災カエルキャラバン
 豊川市総合体育館前広場で16日、市の市民協働推進補助事業で、市民団体・防災塾ライフボートと医療法人聖俊会による「イザ!カエルキャラバン!inとよかわ」が開催された。
 地域の防災力向上を図り、親子や高齢者まで防災に関する技術や知識を楽しく学び、身に着けてもらうためのイベントで、ライフボートや聖俊会が運営する福祉施設ケアリゾートオリーブの職員、豊川防災ボランティアコーディネーターの会から約40人が防災アトラクションを展開した。
 AED(自動体外式除細動器)の使用体験、水消火器を使った命中ゲーム、煙ハウス体験、牛乳パックを使った笛作りなど、防災に関するコーナーが設置。子どもたちは体験するごとにポイントを集め、会場で提供された玩具と交換した。また、家庭で不要になった多くの玩具も持ち寄られ、ポイントと交換した。
 阪神・淡路大震災の教訓・知恵を後世に伝えようと全国に広まっている活動で、ライフボートに所属する子どもたちもスタッフとして、来場した同世代の子たちに防災技術を教えた。AEDの使用体験で迎えた一宮西部小学校5年の大谷栞璃さん(11)は「分かりやすい説明を心掛けた。覚えてくれた子も心肺蘇生法をやってくれるかもしれない。一人でも多くの命を救いたい」と話した。
(由本裕貴)
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