「ほっトラム」誕生10周年

2018/12/20 00:00(公開)
10周年を記念したラッピングを施したほっトラム=市内線駅前電停で
 
 豊橋鉄道(豊橋市、伊藤正雄社長)が全面低床電車「ほっトラム」の運転を豊橋市の市内線で始めて19日、10年を迎えた。記念のヘッドマークとラッピングを施したほっトラムの発車式がこの日、駅前電停であり、伊藤社長は「皆さまの足として乗車してもらうため、たゆまぬ努力をしていく」と誓った。
 式には、有野充朗副市長と豊橋商工会議所の佐藤元英副会頭らが出席。テープカット後、車体にバラの花束があしらわれたほっトラムに50人以上の市民らが乗り込み、とよはし市電を愛する会の神野紀郎会長の「出発」の号令で赤岩口へ向けて走り出した。
 ほっトラムは2008(平成20)年12月19日、国内で初めて設計・製造された狭軌路線用の低床車両として運行を開始。「穂の国」と「ほっと」心が和むに、英語で路面電車という意味の「トラム」を掛け合わせた名前は公募で決まった。
 導入には市民から募った寄付も充てられており、式では神野会長が「優しいまち、穏やかなまち豊橋を代表するほっトラムをいつまでも大事にしたい」と述べた。
 ラッピングしたほっトラムの運行は来年2月27日までの予定。運行時間は毎週木曜日の車両検査日以外は、ホームページなどで見られる。
(飯塚雪)
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