2月に豊橋出身の石川監督作品上映

2018/12/22 00:00(公開)
石川慶監督
 第17回とよはしまちなかスロータウン映画祭(同実行委主催)の特別企画、豊橋出身の石川慶監督の作品「十年 Ten Years Japan」の上映と石川監督のトークショーが2月9日(土)午後6時半から9時まで、穂の国とよはし芸術劇場「プラット」のアートスペースで行われる。
 十年は、世界各国の映画祭で大反響を呼んだ香港のオムニバス映画「十年」から始まった国際共同プロジェクトの日本バージョン。是枝裕和監督が総合監修を担当し、石川監督ら5人の新鋭監督と実力派キャストが集結した作品で、現在の日本が抱える高齢化や原発などの問題を見据えながら、10年後の近未来を描いた5つのエピソードが展開される。
 石川監督は時習館高校、東北大学を卒業後、ポーランド国立映画大学で演出を学んだ。長編映画デビュー作「愚行録」(2017年)では、ベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に選出された。
 当日は、石川監督の舞台あいさつに続き、十年を上映。その後、同映画祭実行委会長の石川誠氏が聞き手となり、石川監督のトークショーを行う。
 入場料は1000円(全席指定)。チケットは25日からプラットで発売する。問い合わせは同映画祭実行委事務局(0532・52・9980)へ。
(竹下貴信)
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