豊橋市が子育て応援企業認定

2019/02/04 00:00(公開)
最優秀賞を受賞したベルクリエイトの鈴木社長(左から2人目)と佐原市長(同3人目)、社員=豊橋市役所で
 豊橋市は、子育て応援企業として市内の49社126事業所を認定し、特に優れた取り組みで最優秀賞となった婚礼、写真館などのベルクリエイト(羽田町)と優秀賞の2社を表彰した。市は、認定企業の事例を市のホームページなどで幅広く紹介し、子育てしやすいまちづくりを推進する。
 市民や従業員への子育て支援を積極的に進めている企業を募集。申請のあった企業の取り組みについて、子育て家庭にやさしい▽地域の子どもにやさしい-などの分野で、具体的な取り組みを採点し、事業所単位で認定している。
 2014(平成26)年度に創設し、認定期間は3年間。本年度の認定企業のうち、新規は26社46事業所、更新が23社80事業所だった。
 ベルクリエイトは新規で、写真館「写真のすずき」、結婚式場「ベルアンジュール」など6事業所が認定された。
 主な取り組みでは、家族写真を安価な料金で撮影し、収益を地域の子ども支援施設に寄付するという子どものための取り組みを続けていたり、女性従業員が多く、子育てしながら働きやすい環境づくりも整えていたりしている。
 鈴木正憲社長は「地域に感謝、貢献する気持ちでやっている。女性従業員も多いため、逐次、働きやすい環境をつくってきた」と話した。
 昨年から設けている市内に多い中小企業を対象にした優秀賞は、味付けゆでたまご「タマゴロウ」などのメーカー直売施設「たまごのがっこう」(大岩町、カトウたまご産業)と、小石マタニティクリニック(つつじが丘2)が受賞した。
 新規のたまごのがっこうは、無料で本の貸し出しをしている「ごろ寝絵本図書館」などがあり、更新の小石マタニティクリニックは事業所内託児所を設置、働きやすい環境づくりを進め、過去3年間の育休業取得率は100%となった。
 表彰式では、佐原光一市長が各社の代表者に認定証などを手渡し「皆さんの取り組みは他の事業所への刺激になることと思います。トップランナーとして、知恵や経験も提供していただければ」と期待を寄せた。
 市は、子育て応援企業の拡大に向け、認定された企業と取り組みをパネル展、市ホームページで紹介。大学や高校などにもPRする。
 本年度を含めた認定企業は、計123社277事業所となった。
(中村晋也)
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