地元ゆかりの森清治郎展

2019/02/07 00:00(公開)
森清治郎の作品を紹介する加藤基吉所長=名豊ギャラリーで
 豊橋市駅前大通の中部ガス名豊ギャラリー(開発ビル9階)で、収蔵品展「神野新田の土の香~森清治郎の世界」が開かれている。入場無料。15日まで(土日、祝休み)。
 地元ゆかりの洋画家・森清治郎(1921~2004)は豊橋市出身。東京美術学校出身で、光風会展や日展などで活躍した。同ギャラリーではこれまで多角度から森を紹介する展示会を開いており、今回は森の出身地であり、画家としての原点を育んだ“神野新田”をテーマに、サーラグループと故・神野信郎サーラグループ名誉顧問の所蔵作品で画業を追った。
 会場では、洋行前に少年時代の思い出を描いた神野新田の風景「二号を望む」(1953)から2001年の作品「三色すみれ」までの油彩・水彩・ペン画・木版画などの計26点をジャンル別・時代別に展示。日展初入選作の「中野組合病院」や、花器にこだわった「しゃがの花」などの花の作品、日本の原風景をマチエールにこだわって表現した「安良里の海」「地蔵」、洋行時に描いた「ルノアールの庭」、労作「暁鐘をきゝながら」などが楽しめる。
(田中博子)
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