海洋プラスチック問題語る松岡さん

2019/03/12 00:00(公開)
海洋プラスチック問題などを話す松岡さん=ロワジールホテル豊橋で
海洋プラスチック問題などを話す松岡さん=ロワジールホテル豊橋で
 豊橋ゴールデンロータリークラブの例会が豊橋市藤沢町のロワジールホテル豊橋で開かれ、世界自然保護基金(WWF)ジャパンコミュニケーション&マーケティング室の松岡永里子さんがプラスチックが海に流入する海洋プラスチック問題などについて話した。
 WWFは「地球温暖化を防ぐ」「野生生物を守る」「森や海を守る」など四つを主な活動にしている。
 世界の海は、海水温の上昇や汚染などで悪化。海洋プラスチック問題に関し、松岡さんは「野生生物や人の暮らしに影響を与えている。プラスチックは丈夫で分解されず、長い間残る」とし、「5㍉以下のマイクロプラスチックは魚などの食物連鎖を通し、人間にも影響があるとされる。はっきりと分かっていないが、危険なものと認識している」と指摘した。
 特にレジ袋、ペットボトルが問題と言い「生活に根づいているため、使わないのは不可能。過剰包装を避け、レジ袋を削減したり、川や海の漂着ごみを拾ったりするなど、できることをするのが重要」と話した。
 企業に対しては「容器、包装にプラスチックの使用を減らすため、代わりに何を使うか議論が始まったばかり。考えていただければ」と呼び掛けた。
(中村晋也)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

虹の森 さわらび会 藤城建設 住まいLOVE不動産 蒲郡信用金庫 光生会
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国