三河港「国際自動車トレード特区」が国の認定

2019/03/24 00:01(公開)
 三河港で自動車物流の効率化を図るため、回送時の仮ナンバー表示などを簡素化する「国際自動車トレード特区」が、国の構造改革特別区域計画として認定された。自動車輸入が26年連続で全国一など自動車港湾の同港。さらなる発展が期待されている。
 三河港の神野、明海両地区、蒲郡地区を特区の区域とし、県と豊橋市、蒲郡市が1月、内閣総理大臣宛てに認定申請書を提出。今月20日に認定された。
 自動車運搬船が着く岸壁と整備工場、駐車場間などでの完成自動車の回送は、道路運送車両法の規定で自動車の前・後面に仮ナンバーの表示が必要となっている。
 だが、特区計画が認定された特定経路では、一定の代替措置を講じることを条件に後面の仮ナンバーの表示を省略することができ、仕事の省力化につながる。
 従来、公道をまたぐだけでも前・後面に仮ナンバーが必要だったが、公道を横断する際は、隊列を組んで走行し、最後尾に運転者を運送する「足車」が随走、さらに隊列が崩れない措置を確実に実行することで、後面の仮ナンバー表示が省略可能になった。
 公道を横断する以外の場合は、後面に回送運行事業者を特定するための表示を取り付ける代替措置を実施する。
(中村晋也)
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