4月に創刊 フリーマガジン「馬旅」

2019/03/26 00:00(公開)
創刊する馬旅=豊橋市西幸町で
創刊する馬旅=豊橋市西幸町で
 海外旅行と乗馬をかけあわせたフリーマガジン「馬旅―馬に乗ると旅はもっと楽しくなる。」(サイズA5判)が、4月に創刊される。手掛けるのは豊橋市西幸町の旅行サービス手配業、広告業「ホースパートナーズ」(戸苅宏元代表)。全国の乗馬クラブ約200カ所などに置き、10万人ともいわれる乗馬人口を増やし、業界の活性化を目指す。
 創刊号の表紙を飾るのは、馬のイラストレーターおがわじゅりさん。記事は、米国で乗馬施設を経営したり、ヨーロッパでホースジャーナリストとして活動していたりする日本人女性たちが執筆し、海外で乗馬体験ができる日本語対応可能な施設やツアーの紹介、馬と人間が密接なつながりを持つ海外での生活を伝える。今後は、競走馬を引退したサラブレッドの第二の人生についても掲載する予定。
 豊川市出身の戸苅さん(34)は、地元畜産動物飼料メーカーに10年間勤務し、夢だった馬に関する仕事をするため33歳で独立。共働きの妻に代わり2人の子どもの世話や家事をしながら、国家資格である国内旅行業務取扱管理者を取得して「ホースパートナーズ」を立ち上げた。
 大学時代から馬術部や乗馬クラブでのアルバイトで馬に親しんでおり、その魅力をもっとシンプルに伝えるためフリーペーパーという形に決めた。「乗馬をやってみたい」という初心者の入口の役割も担おうと、インターネットでの情報発信も始める。
 いつもの旅に、風光明媚(めいび)な自然や古き良き街並みを馬に乗りながら楽しむ工程を加えることで、乗馬を身近に、一層、旅が特別になることを願う。今後は、業界全体の活性化を目指し「高級感」や「健康的」といったプラスなイメージが多いことを強みに、乗馬と異業種企業とのマッチングにも取り組みたいという。
 馬旅は年4回発行。問い合わせはホースパートナーズ(0532・43・6746)へ。
(飯塚雪)
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