春らしい桜や椿 豊橋で松月堂古流いけばな展

2019/03/30 00:00(公開)
松月堂古流東三支部による恒例「春のいけばな展」=ほの国百貨店で
松月堂古流東三支部による恒例「春のいけばな展」=ほの国百貨店で
 日本生花司松月堂古流東三支部(山口泰弘支部長)主催の「春のいけばな展」(東愛知新聞社など後援)が、豊橋市駅前大通のほの国百貨店8階で開催中。華やかな花々と芳香が来場者を明るい気分にさせている。4月2日まで。
 同支部による恒例のいけばな展。30日までを前期、31日から4月2日までを後期とし、約150瓶を入れ替えながら展示しており、古典的な生花から現代的な流麗花(りゅうれいか)までバラエティーに富んだ春を彩る作品を楽しむことができる。
 椿や桜、梅、ゼンマイといった季節の植物を中心に、大小さまざまな花や濃淡の緑、枝振りの良い木などを巧みに組み合わせた作品がずらり。会員8人で制作した「竹取物語」は、切った竹を鮮やかな色を留めるためにバーナーで焼いてから並べ、枝の曲がりが美しいキクモモやユリ、椿、コチョウランを生けこんだ後に障子や手毬などの小物を配した趣ある作品で、来場者の視線を集めていた。
 連日、多くのファンが来場し、作品をじっくりと観賞。会場奥の児童席コーナーには幼児から高校生による元気な作品も並び、見る人を感心させている。
(田中博子)
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