「第29回全国中学・高校ディベート選手権(ディベート甲子園2024)」(全国教室ディベート連盟主催)の中学生の部で愛知教育大学付属岡崎中学校が優勝した。22年ぶり3回目の出場で初優勝。メンバー5人のうち、豊川市光明町の鈴木咲菜さん(2年)が12日、豊川市役所を訪れ、竹本幸夫市長に報告した。
大会は8月10~12日に千葉大学で開かれ、中学生の部には24校が出場した。「日本は国政選挙においてインターネット投票を導入すべきである。是か非か」をテーマに各校が賛成、反対の立場に立ち議論した。予選、決勝ともすべて同じテーマで、賛成、反対のどちらの立場になるのかは討論開始直前に決まった。
出場メンバーは4人で、鈴木さんは最後のまとめの部分を担当し、自分たちの意見をまとめ、相手の意見に反論した。賛成は「マイナポータルを使ってセキュリティー対策ではブロックチェーンを活用する」として、反対は「システムトラブルの課題」として討論した。語る内容を証明する資料を用意する必要があり、約500種類を準備した。決勝は東海中学と対戦し、賛成側の立場だった。審査員5人のうち4人が、岡崎中が勝ったと判定した。
鈴木さんは「私の感覚では、議論で負けていると感じた。優勝できたと分かった瞬間は驚きましたが、とてもうれしいです。ディベート文化を広げる活動もしたい」と話した。竹本市長は「ディベートで豊川を元気にしてください。来年も出場して連覇を」とエールを送った。
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1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。
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