豊橋総合動植物公園 国内最大のゾウ放飼場

2019/04/22 00:00(公開)
プールに入るアーシャー=のんほいパークで
プールに入るアーシャー=のんほいパークで
 ゾウの群れ飼育を目指す豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)は、アジアゾウの放飼場を拡大し、新たな観覧スペース「ゾウビューイングシェルター」を整備した。敷地の広さは国内最大の4400平方㍍。21日には、オープニングセレモニーがあり、園近くにある希望が丘こども園の園児たちが歌で祝った。
 2016(平成28)年7月着工。従来あった放飼場(640平方㍍)に出入り口を設け、大沢池側へ坂を下ったところに1660平方㍍のプールを整備した。
 西側のゾウビューイングシェルターは、アジアの遺跡を模した石目調のデザイン。エサを求めて近づいてくるゾウの様子をガラス越しに間近で観察できる。他にも、場内いたるところにエサやり場を設けており、ゾウがえさを求めて移動するよう工夫されている。
 のんほいパークにいるアジアゾウ3頭のうち、雌のアーシャーとチャメリーを展示する。2頭はこの1週間ほどで、放飼場内を探索しながら新しい環境に徐々に慣れてきた。特に年長者のアーシャーは18日に初めてプールへ入り、19日の報道関係者向け内覧会でも気持ち良さそうに浸かっていた。
 瀧川直史園長は「広々とした放飼場で、ゾウたちにはストレスなく過ごしてもらいたい」と話している。
(飯塚雪)
ゾウが食事する様子が間近で楽しめるゾウビューイングシェルター=同
ゾウが食事する様子が間近で楽しめるゾウビューイングシェルター=同
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