国から豚コレラの防疫対策

2019/04/24 00:00(公開)
大村知事と会談する小里農水副大臣㊧
小里農水副大臣が大村知事と協議

 小里泰弘農林水産副大臣が23日来県、県公館で大村秀章知事と豚コレラの防疫対策について話し合い、豚コレラの防疫対策を協議した。
 会談は非公開で行われ、会談後、大村知事とともにぶら下がり取材に応じた小里副大臣は、豚コレラを壊滅するためには、(養豚農家の)衛生管理の徹底遵守が重要で国と県が連携して徹底することに合わせ、早期出荷を提案したことを明らかにした。
 早期出荷は、一定の地域を定め、親豚も子豚も早期に出荷。一時的に地域の豚舎からいなくなる状態を作り出し、その間に農場への入口と出口を別々にしたり、シャワーを完備するなど、ハート、ソフト面での衛生管理面を整える方法。
 地域としては、豚コレラ陽性反応の野生イノシシが確認された地点から約10㌔の範囲を想定。現時点では瀬戸市と小牧市の2農場、300頭前後が対象になると述べ、「できれば連休前に結論を出したい」と早期実現を提案した。
 これに対し、大村知事は「豚コレラ対策として効果的ではあるが、休業する農家への補償問題もあり、畜産農家をはじめ、畜産業界全体の理解が必要。今後、協議したい」と答えるのにとどまった。
 だが、渥美半島から野生イノシシを駆逐することについては「10年前まで野生イノシシのいなかった地域。ぜひ、駆逐したい」と意欲を見せた。
(後藤康之)
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