あいちの豚肉応援フェア開催

2019/06/25 00:00(公開)
大村知事㊥に目録を手渡した市川氏㊨と鈴木氏=金山総合駅イベント広場で
 県は、豚コレラによる風評被害を払拭(ふっしょく)しようと、「あいちの豚肉応援フェア」を23日、名古屋市中区の金山総合駅イベント広場で開催。東三河の農畜産企業らで構成する「東三河ほんもの伝え隊」が豚コレラ対策に役立ててもらうため寄付金10万円を県へ贈った。
 同イベントには、大村秀章知事と山下政良田原市長、県養豚協会代表者らが出席。大村知事は「豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれており、これから夏を乗り切るのに大変良い食材。愛知は中部地区最大の養豚県。ぜひ愛知の豚肉を農家の皆さんと応援していきたい」と消費拡大に意欲を見せた。
 田原市の山下市長は「豚コレラで三河ポークと田原ポークが大変ダメージを受けている。愛知の豚肉は、安全でおいしい食べ物。ぜひ皆さんに食べてほしい」と呼び掛けた。
 また「東三河ほんもの伝え隊」を代表して鳥市精肉店(豊橋市東小田原町)の市川勝丸代表取締役とGファーム(田原市田原町)鈴木美仁代表取締役が大村知事へ目録を贈呈。市川代表取締役の「豚コレラ対策をよろしくお願いします」という大きな声と共に大村知事へ寄付金を手渡した。
 「東三河ほんもの伝え隊」は4月3日から6日、農畜産物生産者参加型のPRイベント「農業王国・東三河ほんものマルシェ/レストラン」を神奈川県川崎市で開催。今回、同イベントの収益金を県に寄付した。
 鈴木代表取締役は「豚コレラで田原の養豚農家は危機的状況。再建に向けて県としても支援をしてほしい」と語った。市川代表取締役は「これからもイベントを開催し、豚肉をはじめとする東三河のおいしい農畜産物を全国へ伝えていきたい」と展望を語った。
 その他、料理研究家の寺田真二郎氏による「豚肉アレンジレシピ伝授トークショー」や県内豚肉を使ったポークカレー、ウインナー、ハムなどの販売も行われ、多くの市民でにぎわった。
(木村裕貴)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

蒲郡信用金庫 住まいLOVE不動産 藤城建設 光生会 さわらび会 虹の森 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国