高校野球愛知大会 成章が栄徳に敗れる

2019/07/08 00:00(公開)
涙を流す仲間を励ます成章ナイン=岡崎市民球場で
 古豪が初戦で姿を消した。成章は、栄徳の高校生離れした打撃力の前にひれ伏し7失点した。
 先発・木村晃基投手(3年)が立ち上がりから制球が定まらず、2回途中で降板。打線は4回裏、5番・松井宥磨左翼手の中前タイムリーで1点をもぎ取るも、その後はあと1本が出ず追加点は生まれなかった。
 宮下流祈主将(3年)は「正確さを欠いたプレーが目立った。良いリズムがつくれなかった」としながらも、「春の大会に比べて緊張せずに試合に臨めた。『どこかで逆転してやろう』と最後まで気持ちを強く持つことができた」とチームの成長を振り返った。「後輩たちには、自分たちの思いを受け継いで、来年に向けてしっかり力をつけてほしい」と涙をこらえて語った。
(木村裕貴)

栄徳
200020201|7
000100000|1
成章
(栄)松原、小川、奥村―猪熊
(成)木村、髙瀬、長神、大谷―小林
(岡崎市民球場)
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