とうえい温泉が入浴客350万人達成

2019/07/17 00:00(公開)
350万人目の入浴客となった山本さん親子と村上町長㊧、伊藤社長㊨=とうえい温泉で(東栄町提供)
350万人目の入浴客となった山本さん親子と村上町長㊧、伊藤社長㊨=とうえい温泉で(東栄町提供)
 東栄町下田のとうえい温泉で16日、入浴客が350万人を突破した。施設は2002(平成14)年にオープンして17年で節目を迎え、関係者らが静岡県西部から来た親子3人に前後賞を合わせて賞品をプレゼントして祝った。
 施設は2002(平成14)年4月19日、オープンした。ナトリウム・カルシウムの塩化物温泉で、神経痛、筋肉痛、五十肩、うちみ、くじき、慢性婦人病などに効能があるほか、県内でも珍しい「療養泉」にも分類され、湯治にも活用できる。露天風呂、野天風呂、常滑・信楽焼の陶器を浴槽にした陶器風呂、打たせ湯、寝湯、サウナがある。
 この日午後1時15分、浜松市西区弁天島の漁師山本兼三さん(68)と妻の裕見子さん(69)、次女で湖西市鷲津の山西昌子さん(41)が350万人目となり、村上孝治町長が茶の詰め合わせや、東栄チキンなど肉類、無料優待券をプレゼントした。
 山本さんは開湯当初から定期的に通っている常連客。「腰の痛みをやわらげるのに良いため、入浴に来ています。とてもうれしい」と話した。
 伊藤雄一社長は「三遠南信道の開通など浜松方面からの入浴客が多い。今後も家族や友だちに親しまれるようにしたい」と語った。
 同温泉は8月22、23、24の3日間に350万人達成記念イベントを計画する。
(安藤聡)
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