田原で飲食業者向け食品衛生講習

2019/07/26 00:00(公開)
ハサップの考え方を取り入れた衛生管理などを説明した講習会=田原文化会館で
ハサップの考え方を取り入れた衛生管理などを説明した講習会=田原文化会館で
 県飲食生活衛生同業組合田原支部は24日、田原市田原文化会館で食品衛生講習会を開いた。県豊川保健所職員が、衛生管理方法のHACCP(ハサップ)の考え方を取り入れた衛生管理を説明した。
 ハサップは、安全で衛生的な食品を作るための管理方法の一つで、各製造工程で危害を排除する。小規模な一般飲食店には、ハサップの考え方を取り入れた衛生管理が求められ、この日は飲食業の97人が参加した。
 職員は、一般的衛生管理と重要管理の記載例を紹介。一般的衛生管理では、参加者が日頃から食品を衛生的に扱うために実施していることを項目別に実際に書き出した。冷蔵・冷凍庫内の温度確認に関し、職員は温度計で測定し、冷蔵庫内は10度以下、冷凍庫内は零下15度以下であることなどを改めて話した。
 重要管理では、メニューを分類し、刺し身や冷奴なら「冷蔵庫から取り出したら、すぐに提供する」などの出来上がりのチェック方法を書き出した。
 田原飲食業組合の伊藤明弘組合長は「今後、継続して取り組んでもらえれば」と参加者に呼び掛けた。
(中村晋也)
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