豊橋で小学生が伝統芸能を体験

2019/08/26 00:00(公開)
三味線を一生懸命演奏する小学生=豊橋市民文化会館で
三味線を一生懸命演奏する小学生=豊橋市民文化会館で
 子どもたちに日本文化を気軽に体験してもらおうと、豊橋文化振興財団は夏休み期間中、豊橋市内で「伝統文化こども教室」を開いている。22日には、市民文化会館で三味線の部があり、小学生15人が初めて触る三味線の演奏に挑戦した。
 教室では他に日本舞踊、筝曲、剣詩舞の部などがある。
 豊橋長唄協会を講師に迎えて行った三味線の部は、今月6~8日と20~22日の6日間で実施。3~6年の参加者は、ばちの持ち方や楽譜の読み方、さおに張られた3本の弦の押さえ方などを勉強、真剣なまなざしで演奏に取り組んだ。
 最終日の22日は、集大成となる演奏も披露。「かごめかごめ」や「きらきら星」など4曲を弾き、日本ならではの優雅な演奏を見せた。
 祖母の影響で今回挑戦した同市立幸小6年の立岩亜紀さん(12)は「弦の押さえ方が複雑で難しかった」、同3年で妹の佳奈さん(9)は「楽しかった。おばあちゃんに教えてもらいながら続けたい」と話した。
 9月29日には、同会館ホールで稽古の成果を発表する「伝統文化こども発表会」を開く。正午開演、観覧無料。
(飯塚雪)
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