新城市役所旧庁舎から井戸が見つかる

2019/09/14 00:01(公開)
見つかった井戸。第2駐車場整備工事は順調に進められる=新城市東入船で
見つかった井戸。第2駐車場整備工事は順調に進められる=新城市東入船で
 新城市東入船の旧市役所本庁舎跡地から井戸が発見された。昨年から行われてきた建物の解体工事中に地下部分から見つかった。市では災害時などの防災用井戸として利用していくという。
 同市によると旧本庁舎は1956(昭和31)年に建設され、昨年5月2日まで60年以上窓口業務が行われた。昨年秋から取り壊して第2駐車場にしようと解体作業をしていた際、市民課と税務課があった場所の地下から井戸が見つかった。
 市行政課によると井戸は水面まで11㍍の高低差があった。大正時代には消防用の井戸として使われていたという。水質検査をしたところ、飲料用として活用できないが、手洗いやトイレなどの用途として使うことができるという。すでに手押しポンプを設置しており、災害時の防災用井戸として利用していく。
 なお、跡地に整備している第2駐車場は今月28日に供用開始する。あわせて本庁舎南側の臨時駐車場は27日までとし、翌日から閉鎖する。
(安藤聡)
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