豊橋で全国凧揚げ大会

2019/09/30 00:00(公開)
凧揚げに挑戦する子ども=豊橋総合スポーツ公園で
 各地の凧が集う「第20回全国凧揚げ大会in豊橋」(同運営委員会主催、東愛知新聞社など後援)が28、29の両日、豊橋総合スポーツ公園で開かれた。心配された雨も降らず、凧愛好家のほか、多くの家族連れも凧揚げに挑戦した。
 豊橋市には、左右に揺れながら悠然と揚がる姿から名付けられたという「ケロリ凧」や、正方形を二つ組み合わせ、8枚の花びらがついた花のような形「八ツ花凧」が江戸時代から受け継がれている。
 大会は、各地に伝わる伝統の凧を継承する愛好家らの交流の場にもなり、豊橋凧保存会をはじめ、田原市や、浜松、湖西両市などの静岡県、尾張、長野県茅野市などから約70人が集まった。
 凧愛好家らが自慢の凧を揚げたほか、家族連れや外国人らも訪れ、2日間で188枚の凧が配布された。29日は雨予報が一転、凧揚げ日和となり、初秋の青空に多くの凧が舞った。子どもたちも一生懸命に糸を引いていた。
 夢中だった小学2年の男の子と年中児の女の子を連れてきた祖父は「2人は初めての凧揚げ。自分も子どもの時以来だったが、凧がいいから揚がった」と笑い、子どもたちは「揚がるのが面白かった」と喜んでいた。
 凧愛好家の自慢の凧の形、デザインなどを競うコンテストもあり、最高の豊橋市長賞には茅野市の永由辰春さんが輝き、飛翔賞には豊橋市のブラジル人男性が選ばれた。
(中村晋也)
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