ドイツとホストタウンの中学生らが交流

2019/10/13 00:00(公開)
佐原市長にあいさつしたドイツの学生や引率者=豊橋市役所で
佐原市長にあいさつしたドイツの学生や引率者=豊橋市役所で
 2020東京五輪・パラリンピックでドイツのホストタウンになっている豊橋市など国内の自治体と同国の中学生らが14日まで、同市でスポーツ、文化体験などで交流を深めている。
 ドイツからは、北部の都市ハンブルク市のスポーツ団体で柔道やユニホッケーなどをしている13歳~16歳の学生5人と引率者3人。11日に豊橋市へ到着し、市立高師台中で柔道を体験したあと、市役所に佐原光一市長を表敬訪問した。
 団体は約15000人が所属し、約6500人が青少年。引率者を代表し、リーダーのステファニー・ヴュバーさんは高師台中訪問を挙げ「熱烈な歓迎を受け、大感激です」と笑顔を見せた。
 フリード・ボール君(14)は「日本でいろいろ経験でき、日本の柔道に触れられるのが楽しみ」と話し、柔道をしているエミリー・サミラ・ラセックさん(13)は「日本の子と柔道ができたのが楽しかった」と喜んだ。
 豊橋市は、車のフォルクスワーゲングループジャパンの本社が市内に置かれたことを縁に民間が中心になり、ドイツと交流を始めたことや、パートナーシティ提携を結ぶドイツ・ヴォルフスブルグ市とスポーツなどで交流。
 佐原市長は、こうした縁でホストタウンに登録したことを話し「オリンピックを通じ、市民と交流してもらえればうれしい」と期待を込めて話した。
 豊橋市の中学2年生5人のほか、台風19号の影響で1日遅れの13日から宮崎県延岡市の中学2年生4人と3年生1人も合流。豊橋市内でスポーツ体験や五平餅作り、持続可能な開発目標(SDGs)の取り組み事例見学などをする。
 兵庫県豊岡市からも訪れる予定だったが、台風のため取りやめとなった。
(中村晋也)
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

住まいLOVE不動産 光生会 藤城建設 蒲郡信用金庫 虹の森 さわらび会
hadato 肌を知る。キレイが分かる。 豊橋法律事務所 ザ・スタイルディクショナリー 全国郷土紙連合 穂の国