豊川で「赤坂の舞台伝統芸能公演」

2019/10/28 00:00(公開)
多くのおひねりが飛び交った一宮南部小児童の歌舞伎=杉森八幡社で
 豊川市赤坂町の杉森八幡社で27日、市教育委員会主催の「赤坂の舞台伝統芸能公演」が行われた。
 竹を格子状に組みドーム型の屋根となった特設観覧席「小屋掛け」に大勢の観衆が来場。地元の赤坂小学校5年のみのり太鼓で開演し、歌舞伎舞踊さつき流が「清元 申酉」を発表した。
 一宮南部小学校の歌舞伎クラブは、児童11人が春から練習してきた「弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)~稲瀬川勢揃の場~」を熱演。5人の盗賊を巡る物語で、声に抑揚を付けた長いせりふと、にらみを利かせた名演技を見せると、拍手とおひねりが飛んだ。日本駄衛門を演じた山本岳來君(6年)は「みんな練習よりも上手にできたと思う」と笑顔。山本君自身4年次から続けて今回が最後となるが「小学校で歌舞伎ができるのは珍しいので、いい経験になった」と振り返った。
 金沢地区に伝わる農村歌舞伎で、市無形民俗文化財の金沢歌舞伎による「勧進帳」がフィナーレを飾った。
(由本裕貴)
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